宙の彼方
 
無重力の体 狭すぎる部屋は 嫌い 嫌い
どこかしこもほら 名も無き星の屑 憂い 憂い
足りなくなった酸素と冷めてしまった温度を 求め 求め
すり減った心の音を 弱まった未来の音を 鳴らせ 響け
 
ただちにに応答を 誰か聞こえるか?
今すぐに無線を 返事をしてくれよ
 
「ハロー。」
 
 
光が途絶えそう 「怖くはないから。」
もうすぐ眠りそう 「隣りにいるから。」
言葉を忘れそう 「思い出させるから。」
僕らのなれはては 「宙の彼方まで。」